テープ加工を詳しく解説/抜き、ハーフカット、裏スリット加工編

テープ加工と一言に言ってもカット加工、スリット加工、抜き加工など様々な加工がございます。本記事は、そんなテープ加工をご紹介、解説していくシリーズです。

今回、ご紹介するのは希望の形状に加工できる「抜き、ハーフカット」と作業効率、貼付け精度アップに役立つ「裏スリット加工」です。

抜き加工

テープをご希望の形状に打ち抜きます。ダイカット、フルカットとも呼ばれます。ウレタンやゴム、樹脂などと貼り合わせたテープも刃型を調整することで対応が可能です。

ハーフカット加工

テープ部分のみに刃を入れ台紙を残した状態に加工します。不要な部分はカス上げしテープを剥がしやすく仕上げます。テープの貼付け作業の効率がアップします。1シートに複数の形を並べることも可能です。

裏スリット加工

台紙にスリット(切れ込み)を入れることでテープを剥がしやすくする加工です。背割れ加工とも呼ばれます。テープ貼付け作業の効率がアップします。また、テープを貼る際の位置合わせ用途にも活用できます。スリットを入れた台紙の一部を剥がし貼付け位置に合わせてから残りの台紙を剥がすことで正確な貼付け作業ができます。

応用編

抜き、ハーフカット、裏スリットを掛け合わせることも可能です。例えば、希望形状にハーフカットしたテープに不要な部分は抜き(ダイカット)を入れ、位置合わせのために裏スリット加工を入れるなど、用途に合せて掛け合わせが可能です。
ロジカルアイではご紹介しました抜き、ハーフカット、裏スリット加工以外にも様々な加工に対応いたします。テープ作業でお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
ロジカルアイではテープ加工を動画でわかりやすくご紹介しております。